線維筋痛症友の会ニュース-活動報告、イベントご案内 News and guide

2019年09月21日 (土) 15:25

線維筋痛症学会・市民公開講座のお知らせ

第11回日本線維筋痛症学会 市民公開講座のお知らせ 
 
今年の線維筋痛症学会は東京で開催されます。
患者・家族等は学会の聴講はできませんが、
10月6日(日)に市民向けに公開講座が開催されますので、ぜひご参加ください。


日時 2019年10月6日(日) 15時~16時 ※受付は1430分からの予定
場所 日本線維筋痛症学会第11回学術集会 会場内 (別館 1階)
(砂防会館:シェーンバッハ・サボー内) 
 
内容 講演 慢性疼痛と如何に付き合うか ‐認知行動療法による“破局化”の打倒‐
演者 長田 賢一先生 (第11回線維筋痛症学会大会長)
聖マリアンナ医科大学神経精神科 精神療法・ストレスケアセンター長
司会 岡 寛 先生(東京八重洲クリニック)

会場地図

saboumap


























☆学術集会ホームページ内に案内が掲載されております。(HPアドレスをタップしてください)。

線維筋痛症学会 市民公開講座のご案内 
http://procomu.jp/jcfi2019/shimin.html

☆定員等の都合により、事前申込制となっておりますので、
ホームページ内の申し込みフォームよりお申込みください

市民公開講座・事前申し込みフォーム   
https://procom-i.jp/jcfi2019shimin/

☆インターネットの利用が難しい方はお手伝いいたします。
線維筋痛症友の会までご連絡ください。
jfsa@e-mail.jp   事務局携帯 080-6654-3181 または 北海道支部携帯 080-5836-5221  )
 ※お知らせ頂く事項・・・ お名前(ふりがな)、メールアドレス、当日の緊急連絡先(お名前と電話番号)



(市民公開講座に向けて・・・大会長/長田賢一先生よりメッセージ)
参加された皆様には、まず現在のご自分の状況を客観的に評価できる簡単な質問紙検査をお渡し、自己採点して頂きます。現在がどのよう状況かを再確認頂き、今後痛みとどのように付き合っていくかの自己評価をして頂きます。
痛みが長期間持続すると、痛みのことが頭から離れない状態で、こころを痛みに乗っ取られていきます。いつのまにか「痛みに対して自分では、何もできない」と信じている状態で、無力感が増えてきます。また、痛みが始まってから、さまざまな痛まないようにする工夫をしますが、うまくいかず、挫折を繰り返し、自己を否定するようになります。さらに、痛みそのもの強さや、それにより起こりうる問題を現実より大きく見えてきてしまい、不安や恐怖が次第に大きくなり身体的にも精神的にも追い詰められていくようになります。
このような“痛みに対する心理”は、疼痛の慢性化する時に誰にでも起こる思考過程であります。この思考過程をどのようにセルフマネージメントするかが、慢性疼痛をうまくコントロールことにつながります。このセルフマネージメントの仕方を認知行動療法の手法を用いて解消できる方法を、参加された方と一緒に試みていきたいと考えております。